RX-0078のブログ

日常とロードスターライフを備忘録風に残していきます。

再スタート

久しぶりの投稿である。

 

このブログはかなりの放置気味であった。前回の投稿から2年半余りの月日が流れた。

 

今年の4月からは新社会人として、新たな門出を迎えた。

 

現在の拠点は広島。幼い頃から自動車が大好きだった私。思い続ければ叶うもので、広島の小さな自動車メーカーで働く事になった。

 

これまでの人生はスキー競技に没頭し毎日が刺激に満ち溢れるものであった。狭いスキー業界だからこそ、生き残りと業界発展のために多くの選手、指導者がスキー競技の楽しさ、生涯スポーツとしての必要性を訴えてきた。

 

それと同じぐらい、今の生活も刺激に満ち溢れている。昨今、私が身を投じた自動車業界はカーボンニュートラル、CASE、コロナ禍等の大きな変革と荒波の真っ只中にいる。この大変革の時代の中で日本のものずくりが生き残る為には何が求められているのか、お客様は自動車に対してどんな価値観を持っているのか日々考えさせられる。まさに、クロスカントリースキー界と似たような事態が自動車業界でも起っているのだ。

 

今、私が思い描く自動車の価値と将来像は以下の通りである。

 

1 自動車そのものはこれからも交通インフラとして社会に貢献し続ける。

2 一方で、電動化、自動化が一般的になることで車のコモディティ化が浸透し所有から利用という、あくまで交通手段のひとつとして

 現在よりもさらに所有欲が薄くなる。

3 自動車を操る喜びが顕著なニーズとして浮かび上がるようになり、趣味性の高い車は特に生き延びる可能性がある。メーカー各社はこのジャンルの自動車を一定数販売を続ける。

 

というような展望を予測する。自動車がどんな形であれ、これからも社会から、お客様から必要とされる工業製品である為には時代に合わせた機能を有し、使いやすさや親しみやすさ、手の内感のある優れた操作性のある言わば「スマホ」のようなシームレスなデバイスである必要がある。

 

私はこのようなチャレンジングかつ生きるか死ぬかの世界に身を投じたわけである。依然として業務に対する知識は乏しく職場には貢献できることはまだ少ない。日本の自動車、そしてものづくりが未来永劫発展し続けられるように次世代に伝え、守り抜くのが私の自動車業界での働く目的である。

 

上記のように、今後は私の独断と偏見ではあるが、日本の自動車業界の動向や私の自動車ライフを発信する場として、「ブログを再開する」という宣言を長々と書いたわけだ。

 

最後にもう1つ、7月頭にROADSTARが納車されることになった。この車と共に、自動車の未来について語らおうではないか。